「一言でいうと『スイートルーム』です」 列車の中に畳、温泉をイメージした赤い部屋 新観光列車お披露目
RKB毎日放送
JR九州の新しい観光列車「かんぱち・いちろく」が19日、お披露目されました。豪華で洗練された車内となっていて、今月26日から走り出す予定です。 【写真で見る】新D&S列車「かんぱち・いちろく」 新観光列車お披露目 ■新D&S列車『かんぱち・いちろく』 「新D&S列車『かんぱち・いちろく』完成です」 19日お披露目されたJR九州の新しい観光列車「かんぱち・いちろく」。 久大線を経由して博多駅と別府駅を約5時間で結びます。 久大線の開業に携わった麻生観八氏と衞藤一六氏が列車の名前の由来で、漆黒のボディに走る金の点線が、久大線を表しているということです。 ■1号車は温泉をイメージ RKB若松康志記者「天井や机など様々ところに木が使用されていて、いい香りがします。座り心地もよくて心も体もリラックス出来そうです」 1号車は、大分県の温泉をイメージした赤がベースで広々とした座席と大きな窓でゆっくり景色を楽しむことができます。 福岡県の山々や平野をイメージした3号車には半個室の座席が用意されています。 ■のれんをくぐると・・・ のれんの先には・・・畳の空間が。 1号車と3号車に設置されている列車の中とは思えないこの座席。 最大6人まで利用することができます。 JR九州・古宮洋二社長「中を見ていただきますと本当に豪華であるけど洗練されているとこれまでとは全然違うイメージの非常に素晴らしい車両ができたんじゃないかなと思います。一言で表現すると『スイートルーム』です」 ■列車グルメは福岡と大分の食材でお弁当 2号車にある共有のラウンジ。 杉の大きな一枚板がテーブルに使われ、福岡と大分の食材を使ったお弁当を販売します。 お弁当は曜日によってメニューが異なり、和食やイタリアン、フレンチなど種類も豊富です。 ■途中停車も楽しんで また、途中の駅で停車して、地域ならではのおもてなしや特産品の販売なども行われます。 JR九州古宮洋二社長「地元の方々とのふれあい、地元の食材など色んなものを感じていただくことが九州自体のいろんなところへの宣伝にもなると思いますので、そういう点ではものすごく期待している列車です」 「かんぱち・いちろく」は大型連休前の4月26日から運行を始めます。
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