アストン・ヴィラ、エヴァートンからベルギー代表MFオナナを獲得! 移籍金はクラブ最高額の約102億円か
プレミアリーグのアストン・ヴィラは22日、エヴァートンからベルギー代表MFアマドゥ・オナナを完全移籍で獲得したことを発表した。 現在22歳のオナナは、2019年にホッフェンハイムの下部組織からハンブルガーSVに加入。リールでのプレーを経て、2022年夏にエヴァートンへと完全移籍すると、1年目から中盤の主軸に定着した。2年目となった2023-2024シーズンは、公式戦37試合出場3ゴール1アシストをマーク。2022年6月にはベルギー代表デビューを飾っており、EURO2024でも全4試合にフル出場した。 エヴァートンとの現行契約を2027年6月末まで残していたオナナには、アーセナルやチェルシー、バルセロナなど国内外のビッグクラブが関心を寄せていた。なかでも、新シーズンにチャンピオンズリーグへと挑戦するアストン・ヴィラが、ユヴェントスに売却したブラジル代表MFドウグラス・ルイスの後釜としての獲得に熱心な動きを見せ、同選手の争奪戦を制することに成功した。なお、イギリスメディア『BBC』は移籍金がクラブ史上最高額となる5000万ポンド(約102億円)と報じている。 アストン・ヴィラへの加入が決まったオナナは、移籍に際してクラブ公式サイトを通じてコメント。「素晴らしい気分だ。ようやくここに来れて嬉しい。スタートするのが待ちきれない」と述べつつ、「選手としても人間としても成長できる健全な雰囲気がここにはある。チームは昨シーズン、多くのゴールを決めて非常に魅力的なサッカーを披露し、今度はチャンピオンズリーグでプレーすることになる。また、僕たちにはサッカー界で最高の監督もいるし、彼は僕のプレーを次のレベルに引き上げてくれると思う」とアストン・ヴィラを新天地に選んだ理由を口にした。
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