【京都大賞典】１番人気ブローザホーンよもやのしんがり負け「心房細動のことも頭をよぎったようで…」
［ＧⅡ京都大賞典＝２０２４年１０月６日（日曜）３歳上、京都競馬場・芝外２４００メートル］ ＧⅠ宝塚記念の勝ち馬で、単勝２・６倍の１番人気に推されたブローザホーン（牡５・吉岡）がまさかの１１着というしんがり負けを喫した。 道中からあまり進んでいかず、４コーナーでも最後方。直線に入ってもこの馬らしさは全く見られないまま、よもやの惨敗となった。主戦・菅原明良は「最近はあまりハミを取らなくなっていますが、それにしても進んでいきませんでした。追い切りから体がついてこなかったですし、競馬で変わってくれると思っていましたが…」と厳しい表情。吉岡調教師も「きれいな馬場で、休み明けの５９キロ。道中で進んで行かないところがありました。（菅原明）ジョッキーいわく、心房細動のことも頭をよぎったようで無理をせず。ケガなどはなかったですし、今後は様子を見て」と語るにとどめた。 馬に明らかな異常は見られなかったが、ジャパンＣから有馬記念へと王道路線を歩んで年度代表馬を狙う…という青写真に黄信号が灯った形だ。
東スポ競馬編集部
