東証、一時1100円超安 大幅続落、米景気に懸念
週明け9日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。前週末終値からの下げ幅は一時1100円を超え、3万5200円台を付けた。取引時間中として8月9日以来、約1カ月ぶりの安値水準。前週末6日の米国市場は、雇用統計の結果を受けて米景気減速への警戒感が高まり主要な株価指数が軒並み下落。9日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売り注文が膨らみ、一時全面安の展開となった。 午前終値は前週末終値比778円15銭安の3万5613円32銭。東証株価指数(TOPIX)は51.78ポイント安の2545.64。 平均株価への影響が大きい半導体関連株の下落が相場を押し下げた。