習近平に「給料半分カット」された国民が爆発寸前…!中国「経済無策」でよみがえる、「パナソニック」を襲った「チャイナリスク」の記憶
くすぶる「火種」とよみがえる「チャイナリスク」
習氏への不満は政治エリートから中間層、そして社会全体に広がりつつあることから、「中国社会は見かけほど安定しておらず、明日に何らかの異変が起きてもおかしくない」との声が聞こえてくる。 思い返せば、2008年のリーマンショック以降の中国は今と同じような雰囲気だった。特に2012年には、中国にあるパナソニック工場や諸外国の現地工場で起こった暴動である。 その当時の様子と、これから中国で起こりかねない政情不安はどのようなものだろうか。 後編「習近平の「経済無策」と「国民監視」で、いよいよ「日本叩き」の動きが…! いま警戒すべき「リーマンショック」と「福島処理水」のヤバすぎる関係」でじっくりとお伝えしていこう。
藤 和彦(経済産業研究所コンサルティングフェロー)