広島・鈴木健矢が新庄監督からのエールを明かす「健矢にとってチャンスだから」 現役ドラフトで日本ハムから移籍
現役ドラフトで日本ハムから広島に加入した鈴木健矢投手(27)が23日、広島市のマツダスタジアムで入団会見に臨んだ。背番号「41」のユニホーム姿でポーズを決めると、3年間同じチームで戦った古巣の新庄剛志監督(52)から惜別のエールを受けたことを明らかにした。 【写真】現役ドラフトで日本ハムから広島へ移籍する鈴木健矢 「インスタ(グラム)のDM(ダイレクトメッセージ)で『健矢にとってチャンスだから楽しんで。いつも見ている』と送ってもらいました」 2020年にJX-ENEOSからドラフト4位で日本ハムに入団。元々はサイドスローだったが、22年の春季キャンプで就任1年目の新庄監督から提案を受け、球界でも珍しいアンダースローに転向。今季は1勝にとどまったが、22年にはプロ初勝利を含む2勝、23年に6勝と一定の存在感を示した。 「(新庄監督には)結果で恩を返すしかない。しっかり頑張りたい」 新天地での活躍を誓うサブマリン右腕は直球の球速こそ120~130キロ前半ながら、カットボール、スライダー、カーブ、シンカー、チェンジアップの多彩な変化球を操る。先発と中継ぎの両方をこなせるのも魅力のひとつ。ジョーカーとしてフル回転して恩返しを果たす。