くふうハヤテが静岡県庁など訪問…赤堀元之監督「来年は勝ち星を増やす」
ウエスタン・リーグのくふうハヤテ・赤堀元之監督(54)らは11日、静岡県庁と静岡市役所を訪問し、28勝84敗8分で最下位だった初年度の報告を行った。同監督は、難波喬司市長には「選手の成長著しいシーズンだった。来年は勝ち星を増やす」と語り、森貴志副知事には球団から来季は浜松、愛鷹両球場での開催を今季の各3試合から増やす意向を伝えた。 静岡市は今月、ハヤテの本拠地・ちゅ~るスタジアム清水にスピードガンを設置するため、補正予算案に費用3000万円を組み込んだ。3月の開幕以降、球速表示を望むファンの声があり、来年3月までにスコアボード近くとバックネット裏の2か所に設置を目指す。指揮官は「打者の(打席での)情報量が増え、投手にとっても調子の把握につながる。何より観戦する上での楽しみが増えると思う」と歓迎した。 〇…赤堀監督は同日、静岡市消防局の「一日消防長」を務めた。近鉄時代は、最優秀救援投手賞を5回受賞した「火消し」のプロフェッショナル。制服姿で敬礼ポーズを取り「いつもより気持ちが引き締まる」と笑顔を見せた。市内では放火、放火疑いによる火災が増加。「火災予防に関心を持ってもらって、1件でも火災を減らしたい」と話した。
報知新聞社