「もう、一生取れないと思っていた」ソフトバンク近藤健介、パ・リーグ唯一の3割超で初の首位打者獲得 最高出塁率は2年連続4度目
ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が、首位打者(3割1分4厘)と最高出塁率(4割3分9厘)のタイトルを獲得した。首位打者は初、最高出塁率は2年連続4度目。 ■パ・リーグ個人タイトル一覧 移籍2年目の今季は5番として129試合に出場。シーズン終盤は右足首の捻挫で欠場した。パリーグでは唯一の打率3割超をマークした。 首位打者については「うれしいけど、やっぱり一番(タイトルを)意識する時にいられなかったので、そこまで実感はないかなと思います。昨年から長打を増やしたいということで打率、出塁率を維持しながら長打率を上げることを目標にやってきた。昨年も今年も3割をしっかり残したのは良かったと思うし、昨年よりも三振(117→76)を減らせたのも良かった」と語った。さらに「3、4年前はすごく意識していたタイトルだけど、2020年に3割4分打って取れなかったので、もう、一生取れないと思っていた」と明かした。2020年は打率3割5分の吉田正尚(当時オリックス)が首位打者に輝いていた。 2年連続の最高出塁率については「出塁率4割、打率3割はやらないといけないと思っている。そもそも出塁率の高さを評価していただいて(ソフトバンクに)来たと思っている。4割は常に意識していますし、当然タイトルは一番意識している」と話した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社