韓国CJ第一製糖のパックご飯「コンニャクご飯」…累積販売1000万個達成
【05月29日 KOREA WAVE】韓国食品最大手「CJ第一製糖」は28日、パックご飯「コンニャクご飯」の累積販売数が2022年9月の発売開始以来、1000万個を突破したと明らかにした。今年に入りパックご飯の販売数の月平均成長率は約23.5%を記録。ピーク期の夏を控えた4月には発売以来最大の販売数を記録した。 パックご飯の人気要因は、技術力とノウハウを基に実現した味と簡便性のためだと分析されている。CJ第一製糖は2段階にわたってご飯を炊く方式で、ご飯の適度な水分と粘り気は生かして香ばしい香りを極大化し、コンニャク特有の食感と味を改善した。また、手間がかからず、2分で完成するという点が消費者に受けたとみられる。 また、CJ第一製糖は炭水化物を少なく摂取する健康トレンドに合わせて製品群も多様化し、パックご飯市場を主導している。CJ第一製糖は3月、コンニャクと多様な全粒穀物を最適比率で配合した「ひよこ豆キノアコンニャクご飯」「レンズ豆キノアコンニャクご飯」を発売した。 「レンズ豆キノアこんにゃくご飯」は160kcalで、食物繊維は1日の栄養成分基準値の16%である4gを含有している。「ひよこ豆キノアこんにゃくご飯」は170kcalで、食物繊維は1日の栄養成分基準値の25%である6gを含有した高食物繊維製品だ。 CJ第一製糖の昨年の国内パックご飯の売り上げ中、ウェルネスパックご飯(コンニャクご飯、釜飯、低タンパクご飯など)の割合は前年(2022年)に比べ約2倍に増え、6.3%を記録した。会社は「パックご飯の家庭食化」を目標にウェルネス製品群を持続的に拡大していく。 CJ第一製糖関係者は「コンニャクご飯は差別化された味と品質、栄養価により即席コンニャクご飯市場で圧倒的な1位を占め、新たな市場を開拓している。今後も消費者のライフスタイルを反映した多様な製品を提供するだろう」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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