【東京スポーツ杯2歳S】イクイノックス、コントレイルも該当!「名馬の条件」をクリアした超本命候補
11月18日(土)に行われる東京スポーツ杯2歳ステークス(G2、東京芝1800m)。2019年1着コントレイルや21年1着イクイノックスなどを輩出してきた、名馬への登竜門ともいうべきレースです。 とはいえ、2歳重賞ともあって毎年の出走馬はキャリアの浅い馬ばかり。どの馬を買えばいいのかわからない……とお困りのみなさまのため、今回はとっておきの激走データをご用意しました。いち早く名馬の素質を見抜いて、美味しい馬券をゲットしましょう! ▼東スポ杯2歳S前走クラス別成績 新馬 [5-3-3-22]複勝率33.3% 未勝利 [0-3-2-22]複勝率18.5% 1勝 [0-0-0-11]複勝率 0.0% OP以上 [5-3-5-28]複勝率31.7% (※過去10年) 過去10年の勝ち馬はいずれも新馬戦か、オープン以上のレースから参戦してきた馬が占めており、複勝率もほぼ互角。一方で未勝利戦や1勝クラスを経た馬は勝ち馬なしという結果になりました。 「前走オープン以上」の馬ではサウジアラビアRC(G3)3着のシュトラウスが、鞍上モレイラ騎手とあって支持を集めそうです。しかし、安易に飛びつくのはまだ早計です! ▼東スポ杯2歳S前走着順別成績 前走1着[9-8-7-53]複勝率31.2% 前走2着[1-2-2- 8]複勝率38.5% 前走3着[0-0-1- 7]複勝率12.5% (※過去10年) 過去10年で馬券になった30頭のうち29頭が「前走1~2着」でした。今回重賞から臨む馬は2頭いますが前走6着ガイアメンテはもちろんのこと、前走3着シュトラウスにも厳しいデータと言わざるを得ません。 一方、「前走新馬戦」の馬ですが、こちらは当然のように「前走1着」の馬ばかり。絞り込むのが難しそうに思えますが、実はとある点に着目すれば簡単に激走馬を見つけ出すことが可能になります。 そのとある点とはズバリ、「新馬戦より出走頭数が多いか少ないか」です。 ▼東スポ杯2歳S前走→今回頭数別成績 頭数同[0-0-2- 5]複勝率28.6% 頭数増[0-1-1- 7]複勝率22.2% 頭数減[5-2-0-10]複勝率41.2% (※過去10年、前走新馬戦に限る) なんと新馬戦から東スポ杯2歳Sを勝った馬は例外なく、前走より「頭数減」で出走した馬ばかりでした。この条件には先述した21年イクイノックス(15頭→12頭)はもちろん、20年ダノンザキッド(14頭→10頭)、19年コントレイル(9頭→8頭)も該当し、22年のガストリックを含めて現在4年連続で優勝しています。 つまり少頭数戦で勝った馬よりも、より多くの相手に実力を見せつけた馬が、このレースでも才能を発揮しているのだと言えそうです。 今年の出走登録は11頭ですから、新馬戦から「頭数減」で挑むことになるのはシャンパンマーク(12頭)とファーヴェント(13頭)が該当。新たな伝説を生むかもしれない若駒2頭の走りに要注目です!
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