和歌山県みなべ町長選・全国で2番目に若い山本秀平氏32歳が初当選
現職の死去に伴う和歌山県みなべ町長選挙は、9月29日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元・みなべ町議会議員の山本秀平氏(32)が、同じく新人の候補を1336票差でやぶり、初当選しました。山本新町長は全国の町長で2番目の若さです。 投票率は76.80%で、選挙戦となった20年前、旧・南部町と旧・南部川村が合併して、現在のみなべ町が誕生したことに伴う2004年の町長選挙に比べ13.09ポイント低くなりました。当日有権者数は9840人でした。 山本氏は、県立田辺高校や石川県立大学を卒業後、実家の農園を継ぎ、2020年から町議会議員をつとめていました。 山本氏は「若年層の人口減少に歯止めをかけることや防災対策、基幹産業の梅をとりまく新たな課題に取り組みたい」と抱負を語りました。 みなべ町では、2024年8月、現職だった小谷芳正氏(当時74)4期目の途中で死去したことから、新人同士の一騎打ちの選挙戦となりました。