【あえて言おう!】岸釣り?ボート釣り?バス釣りを楽しむための「スタイル」を解説【バス釣りは自由であると】
フローター/専用の浮き輪を使用した釣り
バス釣り専用の巨大な浮き輪を使用するスタイルが「フローター」。 ウエーダー(胴付き長靴)を履いた状態でフローターに腰掛け、足を使って漕いで移動するスタイルだ。ボートよりも小回りが効き、静かに移動できるため、狭いフィールド・狭いポイントで活躍する。
ルアーを特化するスタイル
バス釣りにはたくさんのルアーが存在しているが、敢えて使用するルアーを制限することより楽しむスタイルのアングラーが多いのもバス釣りの特徴的だ。 中でも象徴的なのが『トッパー』と呼ばれるトップウォータープラグのみを使ったスタイルのアングラー。ハイシーズンはもちろん、真冬すらもトップウォーターを投げ続ける硬派なスタイルだ。 近年はビッグベイトばかりを投げる「ビッグベイター」も増加している。 「トッパー」も「ビッグベイター」も信念を曲げないスタイルがかっこいい。バス釣りの目的はアングラーそれぞれが自分で定めていいのだ。
バス釣りにまつわる仕事『プロアングラー』
バス釣りは釣りというジャンルの中でも多くの人が関わっている。そのため、直接的であれ間接的であれ、「バス釣り」が仕事となることは多く、そういった人たちは「プロアングラー」と呼ばれる。ここではいくつかの役割を紹介するが、実際は1人が複数個の役割を担っていることがほとんどとなる。 ◆メディアプロ 釣具メーカーのサポートを受けつつ、製品のプロモーション活動や、バス釣り業界の発展・啓蒙活動を行う。雑誌や動画などに登場する機会も多い。 ◆トーナメンター バス釣りの大会に出場しているアングラー。サポートを受けるメーカーの製品を使用し、試合に臨む。大きな大会で勝利するほど注目が集まるほか、賞金を獲得することもできる。 ◆フィッシングガイド 自らのボートにゲストを招き、バス釣りを教えることで生計を立てるアングラー。1年間のほとんどを湖上で過ごしている。琵琶湖にもっとも多く、桧原湖や霞ヶ浦などで行っているアングラーもいる。