島根県庁~浜田市役所間…約10分短縮に「山陰道」出雲IC~出雲多伎IC 8.9㎞ 来年3月2日開通へ
出雲市内に残っていた山陰道の未開通区間が、来年3月2日に開通することが分かりました。鳥取県側から大田市西部まで島根県内の高速道路が一本につながることになります。 【写真を見る】島根県庁~浜田市役所間…約10分短縮に「山陰道」出雲IC~出雲多伎IC 8.9㎞ 来年3月2日開通へ 国交省松江国道事務所の18日の発表によりますと、新たに開通するのは出雲ICから出雲湖陵ICを経て出雲多伎ICまでの8.9キロです。 これで島根県内の高速道路が安来市の鳥取県境から大田市温泉津町の石見福光ICまでつながることになり、松江市の島根県庁から浜田市役所までがこれまでの2時間20分からおよそ10分短縮されます。 企業進出や観光面のほか患者の救急搬送時間の短縮や災害時の迂回ルートなどとしても効果が期待されます。 島根県の丸山達也知事は「県東部と県西部との一体性が高まることで地域経済の発展につながると期待している。 今後も残る区間の工事進捗を国にお願いすると共に県としても山陰道の早期全線開通に向け全力で取り組む」とのコメントを発表しました。
山陰放送