「九州」も他人ごとではない…「南海トラフ巨大地震」が起きたら、「宮崎県」を襲う「激しすぎる揺れ」
「震度7」が襲う宮崎県の地名
引き続き、内閣府の「市町村別最大震度」の資料を見ていこう。 この資料では、「南海トラフ巨大地震」を様々なケースに分けて震度を想定している。今回は、最も被害が大きくなる「最大値」の数字を見ていくことにしたい。 これによると、宮崎県で「震度7」が予測されている具体的な地名は次の通りだ。 ・宮崎県宮崎市 ・宮崎県日向市 ・宮崎県西都市 ・宮崎県児湯郡高鍋町 ・宮崎県児湯郡新富町 ・宮崎県児湯郡木城町 ・宮崎県児湯郡川南町 ・宮崎県児湯郡都農町 やはり、太平洋沿岸を中心に「震度7」のエリアが広がっていることがわかる。もちろん、「震度7」でない地域についても、「震度6強」や「震度6弱」が予想される地域も多く、宮崎県全域で備えが必要であることは間違いないだろう。 目をそむけたくなる事実だが、そのときの被害を少しでも抑えるためには、今この瞬間からの備えが何よりも大切だ。水や食糧の備蓄、家具の固定など、できることはたくさんある。今からその備えを怠らないようにしたい。 さらに関連記事<「南海トラフ巨大地震」は必ず起きる…そのとき「日本中」を襲う「衝撃的な事態」>では、内閣府が出している情報をもとに、広範に及ぶ地震の影響を解説する。
現代ビジネス編集部