【立憲民主党代表選2024】推薦人や支持率調査から見える展望とは?
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年9月22日に公開された動画でのテーマは、「激戦の立憲民主党代表選!新代表は誰に?」 ゲストに産経新聞デジタル報道部政治担当デスクの水内茂幸氏をお招きし、9月23日に投開票が迫る立憲民主党代表選を巡る動きについて解説してもらいました。 多士済々の4人の選挙戦!推薦人から見える勢力図や投票の行方を解説します! 【このトピックのポイント】 ・討論会では差異が見えにくい?その背景は? ・推薦人20人の高いハードルは総理候補ならば越えてしかるべき! ・野田氏独走でも、決選投票になったら票の動きは読みにくい
総裁選で議論が埋没?!そう見える理由は?
立憲民主党代表選は9月7日に告示され、立候補した4人が各地で遊説や討論会に臨み、いよいよ23日に投開票が迫っています。並行して実施されている自由民主党総裁選よりも先に新たなリーダーが選出されることになります。 代表選に立候補した野田佳彦氏は元総理大臣、枝野幸男氏は前代表、泉健太氏は現代表、吉田晴美氏は1期目にして唯一の女性候補と、とそれぞれが異なる属性や経験を持ち、各地で遊説や討論会に臨んでいますが…… 水内茂幸氏「率直に言うと、自民党総裁選の議論の裏で完全に埋没している印象を受ける」 水内氏はこう思う理由として、討論会などで4人の意見や考えの差異が見えにくい点、街頭演説で自民党の批判だけが目立つ点などを挙げます。 政権交代を起こした民主党が自民党に奪還されてから12年が経ちます。 水内氏「12年政権を取っていないということは原因と直さないといけない部分が必ずあるはずです。何がまずくて、どうしなきゃいけないかを考えると、本来は4人の意見が違うはずなんですよ」 例えば、日本共産党との距離感についていえば、野田氏は遠く、枝野氏は近いとみられる中、その意見の間で現代表の泉氏が苦心してきた背景があります。 水内氏「党首の選挙は継続性も大事だけれど、これを改めなくてはいけないことを改める絶好の機会にもなると思います。でも、その議論がイマイチ見えてきていない気がします」