試合前日、記者会見で質問に答える井端監督

　野球の国際大会「ラグザス　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　第３回　プレミア１２」は２１日から東京ドームで２次リーグが行われる。２０日は前日練習と前日会見が行われ、初戦で米国と対戦する野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督（４９）は、高橋宏斗投手（２２）＝中日＝を先発で送り出すと明言。大会連覇へ向け、まずは初戦で必勝を期す決意を示した。 　いよいよ、大会連覇へ向けた最後の戦いが始まる。前日会見に臨んだ井端監督は「私自身、非常に気持ちが高まっています。選手も動きが一段と気持ちが入ってきたと思う。優勝は当然目指してますし、そのために、明日の初戦は大事。いい準備をして臨めればと思っている」。高ぶる気持ちと、手応えを語った。 　その初戦の先発は「高橋宏斗でいきます」と語った。相手のソーシア監督は会見で先発を聞かれた際、「２４時間後にお知らせします」と言葉を濁していたのとは対照的だ。さらには「予選ラウンド（１次リーグ）、強化試合では不本意なピッチングだったと思うが、１年を通して素晴らしい球を投げてきた。最後の先発になると思うので彼らしいピッチングを」と期待を口にした。 　打線については「本塁打が２本と（２次リーグ進出の）４チームで一番少ない。１番から９番までどんどんつないで点を取ってくれれば」。これまで通り、しっかりつないで勝機を見いだしていく。