大学生ドラフト期待度ランキング【2024年新年版】10位-1位 今年の顔・宗山塁、157キロ・中村、大学生NO.1左腕・金丸……1位は?
2023年の9人1位指名に続いて、今年も大学生は大豊作の予感がする。 『高校野球ドットコム』の恒例企画「大学生期待度ランキング」の新年版をお届けしたい。いよいよトップ10の発表だ。この10人はしっかりとアピールできれば、2位以上は狙える選手たちである。 【動画】明大の名手、大商大のスラッガーなど...24年のドラフトも逸材だらけ!
大学日本代表の主力がズラリ
10位 麦谷 祐介外野手(大崎中央-富士大) 大学選手権では下村 海翔投手(阪神1位)、神宮大会では常廣 羽也斗投手(広島1位)と青山学院大のドラ1コンビから本塁打を放った。抜群の強肩、俊足も兼ね備えている。ぜひ6月の大学日本代表候補合宿に入って、上位候補に挙がる存在になってほしい。 9位 佐藤 柳之介投手(東陵-富士大) 神宮大会では上武大相手に完封を収めた本格派左腕。12月の大学日本代表候補強化合宿では4奪三振を記録した。伸びのある140キロ前半で次々と三振を奪う。荒っぽいところはあるが、要所を締める勝負勘の良さは魅力。 8位 徳山 一翔投手(鳴門渦潮-環太平洋大) 最速152キロの速球は他の左腕にはない圧力がある。ドラ1候補・金丸 夢斗投手(関西大)と比較しても威力は上。変化球の精度も一定以上で、上位指名が有力な投手だ。大学選手権に出場し、その能力の高さを全国の舞台でアピールできるか。 7位 西川 史礁外野手(龍谷大平安-青山学院大) 今年の大学日本代表の4番。神宮大会では豪快な本塁打を放ち、パワーは世代トップクラス。良い時の爆発力は恐ろしいものはあるが、波が大きいのが玉にキズ。技術を固め、突き抜けた成績を残したい。 6位 佐々木 泰内野手(県立岐阜商-青山学院大) 1年時から本塁打量産してきたスラッガー。23年は同僚の西川が目立っていたが、安定感は上。大学日本代表の強化合宿の打撃練習では特大弾を放った。三塁守備も動きがよく、強肩。春、秋と打撃成績上位に入れば、1位指名も現実味を帯びてくる。 5位 渡部 聖弥外野手(広陵-大阪商業大) 今年の大学生NO.1打者。現時点での安定感、対応力でもプロである程度の成績を残せるほどのレベルだ。守備、走塁も見逃せない。ラストイヤーは怪我なく過ごし、伝説級の活躍を期待したい。