【山形】江戸時代の紅染めや藍染めの衣装など展示 河北町
YTS山形テレビ
江戸時代につくられた紅染めの着物など、紅花と当時の暮らしを知ることができる企画展が、山形県河北町で開かれています。 「紅染めや藍染めの衣装を間近で見ることが出来ます。鮮やかで美しいですね」 河北町紅花資料館で開かれている企画展では、江戸時代後期に作られた紅染めや藍染めの着物など、およそ20点が展示されています。 こちらは、紅染めの生地に金の糸で折鶴や梅の花をあしらった振袖。 高級品として、限られた身分の人だけが着用でき、庶民の憧れだったとされています。 また、当時の人々の暮らしが垣間見える屏風には、着物の色どりを楽しむ女性の姿が描かれています。 【学芸員 松田実樹】 「江戸時代の頃は、生活の中にどんな色があったんだろうということを、想像しながら見ていただきたい。敷地内にガラスハウスがあり、そこで今(紅花が)見頃を迎えている。来月まで見られると思うので、そちらもぜひ見ていただきたい」 企画展「紅いろ藍いろ 彩るくらし」は2025年の2月11日まで開かれています。