【全文】小倉智昭さん死去 12月に「体調が急変」最期は自宅で「家族に見守られながら」 事務所が正式発表
キャスターの小倉智昭さんが9日午後3時8分に膀胱がんのため死去したことが10日、分かった。所属事務所「オールラウンド」が公式サイトで発表した。77歳。秋田県出身。 【写真】今年9月、映画の舞台あいさつに飛び入り参加した小倉智昭さん 同事務所は公式サイトに「おしらせ」として文書を掲載。「弊社所属 小倉智昭(おぐらともあき)が、12月9日15時8分、膀胱がんのため逝去いたしました」と報告した。 小倉さんは2016年に膀胱がんを患って以降、長期にわたる闘病生活を送っていた。18年に膀胱を全摘出したが、21年に肺に転移。根治を目指して治療を続けたが、23年に腎盂(じんう)がんが見つかり同年12月に左腎臓を全摘出した。 その後も、入退院を繰り返しながら治療に専念。しかし、24年11月に「強い腰痛を訴え検査したところ、骨盤、腰椎および髄膜に転移がみられました」と新たな転移が見つかった。12月に入って「体調が急変し、昨日家族に見守られながら自宅にて息を引き取りました」と明かした。 続けて「仕事に対する意欲が強く、先日まで積極的に仕事をこなす姿が目に焼きついています。生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに、ここに謹んでお知らせ申し上げます」とつづった。 葬儀は家族の意向により家族葬にて執り行い、後日「お別れの会」を行う予定。「自宅へのご弔問、取材などはご家族の心中をお察し頂きご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます」としている。 小倉さんは1947年5月25日生まれ。70年に東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社し、76年よりフリーに。TBS系「世界まるごとHOWマッチ」のナレーションで一躍脚光を浴びた。フジテレビ系情報番組「とくダネ!」では99~21年までキャスターと務め、22年間にわたりフジテレビの朝の顔を務めた。 【報告全文】 弊社所属 小倉智昭(おぐらともあき)が、12月9日15時8分、膀胱がんのため逝去いたしました。享年77でした。 2016年に膀胱がんを患って以来、長期にわたり闘病生活を送ってきました。 2018年に膀胱を全摘出したものの、2021年に肺に転移。根治を目指し様々な治療を行ってきましたが、2023年に腎盂(じんう)がんが見つかり同年12月に左腎臓を全摘出しました。 その後、入退院を繰り返しながら治療に励んでいましたが、先月に入り強い腰痛を訴え検査したところ、骨盤、腰椎および髄膜に転移がみられました。今月に入り体調が急変し、昨日家族に見守られながら自宅にて息を引き取りました。 仕事に対する意欲が強く、先日まで積極的に仕事をこなす姿が目に焼きついています。 生前に賜りましたご厚誼に深く感謝するとともに、ここに謹んでお知らせ申し上げます。 ご家族の意向により葬儀は家族葬にて執り行い、後日「お別れの会」を予定しております。 自宅へのご弔問、取材などはご家族の心中をお察し頂きご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。 ご供花、ご供物、お香典等はお気持ちのみでご遠慮いたします。 詳細が決まりましたら改めてご案内申し上げます。 令和6年12月10日 株式会社オールラウンド (よろず~ニュース編集部)
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