今年こそ植えてみたい宿根草6選。手間いらずの庭がかなう野趣あふれるオシャレな草花
庭の草花が活発に生長する季節になりました。植物の生長に合わせて、水やりや施肥など、植物の世話も忙しくなってくる頃です。 【花のアルバム】爽やかな青紫の花を咲かせるつる性植物の女王「クレマチス」、ふんわりホワイトが繊細な「アストランティア」など、今年植えたい宿根草を一挙紹介! 植物は生き物ですから、水やりなど、日々の世話は欠かせませんが、植物の種類や植え方によっては、植えっぱなしでも育てることができることも。 そこで今回は手間いらずで毎年花が咲く、今年植えてみたい宿根草について参考価格とともに紹介します。 記事の後半では、思わず植えてみたくなる、美しい花々の写真も載せていますので、さっそくみていきましょう! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「植えっぱなしでも育てられる植物」とは?
植えっぱなしでも育てやすいのは、多年草や宿根草など、開花の翌年以降も花を咲かせる植物です。 植物の種類や生育環境にもよりますが、特別な世話をしなくても、開花時期が近づくと自然に芽を出すので、ある意味「手間いらず」の植物とも言えるでしょう。 ●「鉢植え」より「地植え」がいいの? 植物は地植えにすると、自然の降雨のみで育てられる場合もあり、頻繁な水やりが不要になります。植える場所が植物の生育環境に合っていることが前提ですが、土が乾きやすい鉢植えよりも水やりの回数が減るのは間違いありません。 ただし、植物の種類によっては、地植えにすると増えて広がる場合もあります。育てる場所の環境や土の状態、植物の特性、自身のライフスタイルなどを考慮して、適切な生育方法を選択することが大切です。 次では、今年のガーデンに思わずお迎えしたくなる、オシャレな宿根草たちを紹介します。ローメンテナンスなナチュラルガーデンを作る主役・脇役たちに、みなさんも出会ってみませんか?
植えっぱなしで手間いらず!今年植えてみたい宿根草オススメ6選
●クレマチス つる性植物のクレマチスは、上品で美しい花を咲かせる多年草。冬でも葉を枯らさない常緑の品種もありますが、開花が終わると、枯れ枝のようになる落葉種も。 鉢植えにしてオベリスクなどを立てて育てるのが一般的ですが、半つる性などは支柱なしで、ハンギングにしたり、地面を這わせたりすることもあります。 ※参考価格:500~1000円(3号ポット苗) ●アストランティア アストランティアは野趣あふれる美しい花を咲かせる宿根草。庭に植えると、その可憐な花を存分に楽しむことができます。草丈が高めなので、切り花にもオススメです。 高温が苦手なので、夏は半日陰の涼しい場所が生育場所に適しています。乾燥にも気をつけましょう。 ※参考価格:500~2000円前後(3号ポット苗) ●オダマキ 美しく可憐な花を咲かせるオダマキは、種類が豊富な宿根草です。強い日ざしが苦手なので、夏の間は半日陰になる涼しい場所で育てましょう。 注目の「風鈴オダマキ」は、オダマキと同じ仲間ですが、距のないのが特徴です。山野草らしい、野趣あふれる花姿が魅力です。 ※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗) ●エキナセア ハーブにも分類されるエキナセアは、ナチュラルな花姿がオシャレな宿根草。他の植物との相性も抜群で、ナチュラルガーデンにもオススメです。傘のように垂れる花弁がユニークで、夏ガーデンをオシャレに彩ってくれます。 ※参考価格:300~900円前後 ●マロウ 夏に開花するマロウは、草丈が1メートル超にもなる、存在感抜群の宿根草です。花色はパープルやピンク、ブルー、ホワイトで、花弁に縞模様が入る品種もあります。 ※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗) ●ギボウシ(ホスタ) 幅広の葉が印象的なギボウシは、リーフプランツとしてガーデンのアクセントになる宿根草です。強い日差しと乾燥が苦手ですが、日陰で育てることができるので、シェードガーデンにもオススメです。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
今回は手間いらずで毎年花が咲く、今年植えてみたい宿根草について紹介しました。 お気に入りの宿根草や多年草があれば、その植物を中心にして庭作りをおこなうと、ガーデニングがもっと楽しくなります。植え替えの手間はありますが、季節ごとに咲く一年草を組み合わせるのもオススメです。
LIMO編集部