ペップの契約満了に備え?…マンC、スポルティングを率いるアモリム監督の動向注視か
マンチェスター・シティがスポルティングを率いるルベン・アモリム監督に関心を寄せているようだ。15日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。 2016年夏に就任した“名将”ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、欧州でも無類の強さを誇っているマンチェスター・シティ。ここまでプレミアリーグを6度、リーグカップを4度、FAカップを2度制覇しているほか、2022-23シーズンには悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げ、イングランド勢24年ぶりとなるトレブル(主要タイトル3冠)を達成。昨シーズンも熾烈な優勝争いを制し、前人未到のプレミアリーグ4連覇を果たした。 クラブに数々の栄光をもたらしたグアルディオラ監督だが、現行契約は2025年6月末で満了に。契約最終年に突入しているものの、本人が「私はまだ何も決めていない。なんでも起こり得るよ」と発言するなど、その去就は不透明となっている。 今回の報道によると、マンチェスター・シティはグアルディオラ監督が今シーズン終了後に退任した場合に備え、現在スポルティングで日本代表MF守田英正らを指導しているアモリム監督の動向を注視しているという。マンチェスター・シティを巡っては、長年に渡りフットボールディレクター(FD)を務めてきたチキ・べギリスタイン氏が今シーズン限りで退任し、ウーゴ・ヴィアナ氏が後任となることがすでに決定。ヴィアナ氏は2018年から現在に至るまでスポルティングのFDを務めていることから、同氏との関係性も踏まえてアモリム監督がグアルディオラ監督の後任筆頭候補と目されているようだ。 現在39歳のアモリム監督はベンフィカやブラガ、ポルトガル代表の中盤として活躍した後、2017年に現役引退。カーザ・ピアで指導者キャリアをスタートさせると、古巣ブラガを経て2020年3月にスポルティングの指揮官に就任した。昨シーズンはプリメイラ・リーガ(国内リーグ)を29勝3分2敗という成績を収め、クラブを通算20度目の優勝に導くなど、ここまで合計5つのタイトルを獲得している。
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