櫻坂46三期生の表題曲初センター…19歳の逸材 山下瞳月が森田ひかる、藤吉夏鈴らから受け継ぐ系譜
5月19日深夜放送の櫻坂46冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)で、6月26日発売の9thシングル『自業自得』のフォーメーション発表があり、三期生の山下瞳月がセンターに選ばれた。 【関連写真】櫻坂46 9thシングル『自業自得』フォーメーションが解禁 グループの歴史を紐解くと、2015年に結成された前身の欅坂46では、1st~8thシングル表題曲センターを1期生の平手友梨奈が務め、2020年に櫻坂46に改名してからは、1st~8thシングル表題曲センターを2期生の森田ひかる、田村保乃、山崎天(※「崎」の右は「たつさき」が正式表記)、守屋麗奈、藤吉夏鈴が務めてきた。合わせてシングル16枚、およそ9年に渡るグループの歴史上、初めて三期生からセンターが誕生する。 2022年11月、初代キャプテン菅井友香の卒業セレモニーがあった東京ドーム公演では、新加入を控え、他の三期生と共に会場で見学していた山下。櫻坂46公式YouTubeの『三期生ドキュメンタリー』では、1・2期生との初対面で、憧れの先輩達を前に感極まって涙を流し、震えた声で「大好きなグループに加入させていただいて、すごく嬉しくて。私の趣味は皆さんの生写真を集めることです」と打ち明け、先輩達から一斉に「可愛い~!」と歓声があがっていた。生粋のアイドルオタクだったことを隠さず、“推しメン”は田村と守屋だとも明かしていた。 中学・高校とダンス部に所属し、世界的ダンサーで櫻坂46の振り付けを担ってきたTAKAHIROからも逸材ぶりを評価されるなど、加入当初からパフォーマンス面で注目を集めてきた彼女。京都府出身ではんなりとした雰囲気ながら、同期には鋭いツッコミをしたり、ダンス部出身なのに運動神経がまるでダメなポンコツぶりを見せたりと、意外な側面も併せ持つ。YouTube『櫻坂チャンネル』では、山下が大好きなラーメンを全国各地で食べ歩く『日本ラーメン旅』シリーズも好評だ。 こうしたパフォーマンスとキャラクターのギャップも相まって人気を加速させ、山下の個人グッズは完売が続出。加入前にメンバー生写真を集めていた彼女だが、現在ファンの間では、山下の生写真がグループトップクラスの人気となっている。 23年6月発売の6thシングル『Start over!』共通カップリング曲の『静寂の暴力』では、三期生曲としては2人目のセンターに選ばれた。同曲のMVでは、山下を中心に三期生が、静と動を織り交ぜた息を飲むようなダンスパフォーマンスと、切なく苦しい感情表現を見せ、再生回数は445万回を突破している。