ハリセンボンが20周年ライブ開催「60歳までやれたら」 “同期”木村カエラがサプライズ登場
2004年デビューで今年節目「20年はやれると思っていなかった」
お笑いコンビ・ハリセンボンは27日、草月ホールでデビュー20周年ライブ「にぃまる」を開催。サプライズ演出などで大いに盛り上げた。 【写真】ハリセンボン20周年ライブにサプライズ登場した木村カエラの姿 東京NSC9期生の近藤春菜と箕輪はるかが2003年に結成したハリセンボンは翌04年にデビューし、今年が20周年。今回、単独ライブは7年ぶりとなった。 新作漫才をはじめ、お笑いコンビ・シソンヌのじろうが書き下ろしたコント、俳優の角野卓造や同じ事務所所属となったアイドルグループ・HKT48の龍頭綺音と江浦優香が登場する再現VTRなど、内容盛りだくさんのライブとなった。 中でも、一番のサプライズ演出となったのが歌手・木村カエラの登場だった。木村はハリセンボンと同じ2004年デビューの“同期”。近藤が手紙とドーナツを手土産に、出演を直談判したという。 「(10月26日に開催された)木村カエラさんの武道館(公演)を観に行かせて頂いていて、本当に素晴らしかった。私だったら(サプライズゲストとして)出ないなと思った(笑)。でも、お話した時にすごくウェルカムな感じで言ってくださって安心しました」 デビュー20周年の節目について、箕輪は「20年はやれると思っていなかった」と明かし、「芸人は不安定ですから、続けばいいなと思っていましたけど、ここまで続けられて本当に良かったです」とコメント。近藤も「気が付いたら20年たっていました。デビュー当初、20年と言ったら、かなり大御所の方のイメージがあった。でも、自分たちなりに20年を歩んでこれました。ネタの中で芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんの話をしていたら、人が1人成人するんだと思ったらちょっとぞっとした(笑)」と思いを口にした。 今後については、近藤は「今回ネタを作っている時に、かすみ目とかが始まった(笑)。でも、舞台に元気に立てるうちはやっていきたい」と意気込み、箕輪も「久しぶりに単独ライブをやって楽しかったし、ネタを作り続けたい。『よんまる(40周年)』に向けて60歳までやれたらうれしいです」と目標を掲げていた。
ENCOUNT編集部