抱っこが好きな犬と嫌いな犬の違いは?抱っこ嫌い克服のコツを聞いてみた
犬にもそれぞれ個性があって、抱っこをされるのが大好きなコもいれば苦手なコもいますよね。 【画像】抱っこされる犬たち では、抱っこが好きな場合と嫌いな場合で犬たちに共通する特徴はあるのでしょうか? 「抱っこが好きな犬と嫌いな犬の共通点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
抱っこが好きな犬たちの共通点
抱っこが好きな犬たちに共通することとして、 ・飼い主さんにくっついているのが好き ・抱っこをしてもらうと安心する ・抱っこに慣れている といった特徴のあるコたちは抱っこが好きな傾向にあるといえます。
抱っこが嫌いな犬の共通点
抱っこが苦手な犬の場合、飼い主さんが抱っこをしようとしたときに逃げようとするコもいますよね。 抱っこが嫌いな犬たちに共通することとして、 ・自由に動くことができない状況が好きではない ・じっとしているのが苦手 ・常に自由でいたい といった特徴のあるコたちは抱っこを好まない傾向にあるといえます。 そのほかにも、小さい頃から抱っこに慣れていないコ、抱っこに嫌な記憶のあるコ(抱っこをしているときに落下をして痛い思いをした経験のあるコなど)は抱っこが嫌いになる可能性があります。
抱っこ嫌いから抱っこ好きになることも
抱っこが嫌いな犬の場合、性格にもよりますが、人に抱っこをされることに慣れたり、抱っこの嫌な記憶がなくなることによって抱っこ好きになる可能性もあるでしょう。
抱っこ嫌いな犬が抱っこに慣れるための練習法とコツ
抱っこが苦手な犬に対して、最初から抱っこをした状態で立ち上がると犬が怖がってしまうので、最初は座った状態で膝の上に愛犬をのせてみましょう。 愛犬を膝の上に乗せることができたら、次は前肢の付け根の尾側に片手を入れて、胸から背中を支え、もう片方の手でお尻を支えるようにそっとその場で上に持ち上げてください。 この際によく褒めてご褒美をあげると、犬の抱っこに対する印象がよくなります。 愛犬が抵抗したり不安になる様子がなくなって、座った状態で抱っこができるようになったら、次は立ち上がって抱っこをする練習を行い少しずつ慣らしていきます。 犬の抱っこができると動物病院やトリミングサロン、日々のお世話でも役立つので練習してみてくださいね。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生) 取材・文/maki ※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
いぬのきもちWeb編集室