渡辺倫果、トリプルアクセル決めて銅メダル!「悔しさはあるけどいい経験」 来季は「4回転を習得したい」
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(2日、上海) 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位で昨季の世界選手権代表の渡辺倫果(21)=TOKIOインカラミ・法大=がフリー134・95点、合計202・17点の3位で銅メダルを獲得した。 冒頭の大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2・06点の加点がつく出来栄えで決めた。ただ、3回転ルッツからの連続ジャンプが1回転ルッツになるミスなどがあり、演技後は悔しげな表情を浮かべていた。 試合後の記者会見では「率直に悔しい気持ちがある」と苦笑い。「ただ今大会、たくさんのいい経験ができたと感じております。トリプルアクセルは成功したけどトリプルルッツでミスをした。また課題をしっかりやりながら来シーズンに向けて頑張っていけたら」と話した。 さらに「すごく悔しさはあるけど、大きな大会でメダルを取れたのはスケート人生おいて良い経験」とも強調した。「来シーズンから4回転を習得したい。今後のスケート人生にいかしていければ」とさらなる大技習得へ、経験を糧にする。 昨年大会3位でSP首位の千葉百音(18)=木下アカデミー=がフリー143・88点、合計214・98点のともに自己ベストで初優勝を果たした。日本女子では22年の三原舞依(シスメックス)以来2年ぶりで、10人目の優勝。SP5位で22年グランプリファイナル女王の三原はフリー118・89点、合計184・07点の共に今季自己ベストで7位だった。