「アナと雪の女王」監督、ディズニー・アニメーションのトップ職を退任 新作に専念
「アナと雪の女王」シリーズのジェニファー・リー監督がウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)を退任することが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じた。 リーは6年間務めたCCOの職を離れ、「アナと雪の女王3(仮題)」の監督・脚本、さらに「アナと雪の女王4(仮題)」の脚本・製作総指揮を担当する。「ロバート・アイガーCEOとアラン・バーグマン共同会長が、映画製作への専念を支持してくれたことに感謝している」とリーは声明で述べていることから、リー自身の希望だったようだ。 CCOの後任には、「ズートピア」の共同監督・共同脚本、「ミラベルと魔法だらけの家」の監督・脚本を手がけたジャレド・ブッシュが就任。ブッシュはこれまで「モアナと伝説の海」の脚本も担当し、「ラーヤと龍の王国」では製作総指揮を務めるなど、同社に大きく貢献してきた。現在は「ズートピア2(仮題)」の監督・脚本、「モアナと伝説の海2」の共同脚本・製作総指揮も担当している。 ブッシュは「この伝説的なスタジオの未来を形作ることに興奮しています」と抱負を語っている。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは「モアナと伝説の海2」を12月6日、「ズートピア2(仮題)」を2025年に公開する予定。なお、「アナと雪の女王3(仮題)」は27年11月24日の全米公開を予定している。