◆大相撲 ▽夏場所１０日目（２１日、東京・両国国技館） 人気者の東十両３枚目・遠藤（追手風）が、無傷１０連勝を飾った。西同７枚目・島津海（放駒）との一番はすぐに右上手を取ったが、相手の出足に後退。ただ回り込みながらの豪快な上手投げで裏返した。「イメージ通りではないですよ」と振り返りながらも、土俵際での鮮やかな逆転勝ちには「しっかり反応して、白星につながっているのはいいと思います」とも語った。 先場所は東前頭１６枚目で５勝１０敗と負け越し、２０１６年春場所以来、８年ぶりに十両へ番付を下げた。その土俵で土つかずの１０連勝。堂々と単独トップを快走している。「どうしてこんなに勝てているのか不思議」としながらも、「できすぎで、満足しています」と気分を良くしている様子だった。
報知新聞社
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