【26日開幕!秋季関東大会展望】!横浜、健大高崎の2トップを追う学校は?今年もセンバツ出場を争う準々決勝が熱い!
東海大相模の課題は“打線のつながり”
東海大相模(神奈川2位)はいきなり山梨学院(山梨1位)と対戦。1回戦では一番の好カードだろう。東海大相模は福田 拓翔投手(2年)の安定感が抜群。打線も金本 貫太内野手(2年)、中村 龍之介外野手(2年)など打線の核がおり、各打者の能力はどの学校と比べても高いが、つながりが悪い。県大会の試合運びのままだと初戦敗退の可能性もある。関東大会で復帰予定の柴田 元気内野手(2年)がどうチームを変えるか注目だ。 対する山梨学院は夏の甲子園に出場した経験者が多く残った日本航空を下して勝ち上がってきた。例年通り、走塁、戦術が優れたチームだ。センバツを経験した技巧派左腕・津島 悠翔投手(2年)、右腕・藤田 蒼海投手(1年)が打たせて取る投球で勝負する。 東海大相模がポテンシャルを開花し、大爆発した野球を見せるか。それとも山梨学院が試合巧者ぶりを見せるか。 千葉黎明(千葉1位)の巧打の遊撃手・山本 大我内野手(2年)は、打撃技術も高く、守備力も高い。山本を中心に打撃技術が高く、スイングスピードが速い打者が揃っている。投手陣もエース左腕の米良 康太投手(2年)、長身左腕・飯髙 聖也投手(1年)と130キロ台の速球を投げる投手を擁する。県内では上位の投手陣だが、関東大会だと不安がある。継投策でつなぐことになりそう。 28日、29日は準々決勝2試合ずつが行われる。今年もセンバツをかけた熱い戦いが行われそうだ。