日本人暗号資産投資家、シンガポール移住による節税の実態…超一等地のコンド在住、食事は外食、近い将来カルダノエイダを売却して帰国予定
シンガポールでは「超一等地」で生活
小峰:シンガポールではどのエリアにお住まいですか? 安藤さん:オーチャード通りの地下鉄駅から徒歩圏内のコンドミニアムに住んでいます。 小峰:どこに行くにも便利ですし、日本の食べ物が何でもそろうドン・キホーテも近くにありますから、生活にも便利ですね。 安藤さん:東京ですと、東京駅から電車で30分の住宅地と銀座とを比べた場合、家賃はまるで違うでしょうが、シンガポールの場合、一等地だからといって家賃が2倍3倍にはならないと思います。だから一等地に住めているというのはあります。とはいえ、まもなくの契約更新で家賃が10%は上げられてしまうようで困るのですが…。 小峰:シンガポールの家では不自由なく暮らしていらっしゃいますか? 安藤さん:実は、日本の家にはグランドピアノがあって、ピアノを弾くのが楽しみだったのですが、グランドピアノをシンガポールまで運んでくる運送代が高すぎて、持ってくることができませんでした。仕方なく電子ピアノを買いましたが、音もタッチも納得できないですね。 小峰:食事はどうされていますか? 安藤さん:外食が多いです。彼女はシンガポールに来てくれなくて、シンガポールではひとり暮らしなのです。辛すぎる食べ物が苦手で、和食やヨーロッパ料理が多いです。自炊は週1回くらいしています。鍋物のように、簡単に作れて野菜をとれる物が多いですね。
カルダノエイダを売却後に帰国予定
小峰:日本に帰国する予定はありますか? 安藤さん:手持ちのカルダノエイダの価格が上がったら、売却して日本に帰国すると思います。今年はビットコインの半減期ですが、半減期の年にはビットコインの価格上昇が期待できますし、ビットコイン以外のアルトコインの価格上昇も期待できます。今年あたり価格が上がったら、これらも一部売却しようかと思っています。それまで、ステーキングで収入を得ながら待っています。ステーキング収入に税金がかからないというのも、シンガポールの利点ですから。