SEVENTEEN、デビュー9周年を迎える“自主制作アイドル”の魅力に迫る…ドラマ&バラエティ番組にも出演
世界中で人気を集める13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN。デビュー9周年を迎えた彼らは、歌やダンスの高い技術を誇るだけでなく、バラエティ番組などで見せる仲の良さも人気の理由の一つだ。本記事では、SEVENTEENの魅力について迫るほか、彼らの素顔が垣間見えるバラエティ番組や、メンバーが単独主演を務めたドラマなどを紹介する。 【写真】SEVENTEEN・ジュンが単独主演を務める「独家童話(原題)」 ■3つのユニットで構成される13人のメンバーたち SEVENTEEN(略称:セブチ)は、13人組というK-POPの中では比較的人数が多いグループとして知られている。彼らは2015年5月26日に『17 CARAT』というミニアルバムで韓国デビューを果たした。 グループメンバーはVOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMという3つのユニットに分かれている。 VOCAL TEAMには、グループの楽曲の作詞作曲を務めることもあるWOOZI(ウジ)、“天使”と呼ばれる美貌を持つJEONGHAN(ジョンハン)、ギターが得意なJOSHUA(ジョシュア)、ミュージカルにも出演した経歴を持つDK(ドギョム)、そしてサービス精神旺盛なSEUNGKWAN(スングァン)が所属している。 HIPHOP TEAMにはSEVENTEEN総括リーダーのS.COUPS(エスクプス)、ニューヨーク出身でバイリンガルのVERNON(バーノン)、低音ボイスが魅力のWONWOO(ウォヌ)、ビジュアル担当の一人・MINGYU(ミンギュ)が所属している。 PERFORMANCE TEAMにはセブチのダンスマシーン・HOSHI(ホシ)や、中国で子役活動をしていたJUN(ジュン)、アクロバットが得意なTHE 8(ディエイト)、セブチの末っ子DINO(ディノ)が所属している。 また、SEVENTEEN内には、ブソクスン(BSS)というスングァン、ドギョム、ホシからなる3人組ユニットが活動している。最近では、2023年2月に“ファイティンヘヤジ”のフレーズで話題を集めた新曲「Fighting (Feat. Lee Youngji)」の発表で大きな話題を集めた。 所属事務所は、BTSが所属するHYBEの傘下・PLEDIS(プレディス)エンターテインメント。現在はSEVENTEEN以外にもガールズグループのfromis_9(プロミスナイン)、“セブチの弟分”としても知られ、2024年1月にデビューしたばかりのTWS(トゥアス)が所属する注目の事務所である。 ちなみに、セブチのファンは“ダイヤモンドであるメンバーを輝かせる存在”という意味を込めて「CARAT(カラット)」と呼ばれている。 ■“自主制作アイドル”として作詞・作曲・振り付けなどをこなすSEVENTEEN 高い歌唱力を誇るSEVENTEENだが、中でもハイレベルなパフォーマンスは魅力ポイントの一つ。所属事務所のPLEDISエンターテインメントは数ある事務所の中でも特にダンスパフォーマンスに厳しいと言われており、その厳しい環境は、練習室の壁がメロナ(韓国のメロンアイスの名前)の色に似ていることから“メロナ監獄”と呼ばれるほどだ。 そんな環境で練習を積んだ彼らは、デビュー以来1人も欠けることなく活動を続け、ライブやMVなどでは一糸乱れぬパフォーマンスを披露している。 また、SEVENTEENは“自主制作アイドル”としても知られている。というのも、多くの曲の作詞作曲をメンバーのウジが手掛けており、振り付けはダンスが得意なホシが担うことも少なくない。 ウジが作詞作曲に関わる楽曲は、デビュー曲「Adore U」からヒット曲の「VERY NICE」や「Pretty U」まで幅広く、カラットからも評価が高い。ネット上では「作曲のセンスが神」「ウジが作詞作曲に携わってる時点で神曲確定!」など、その才能を絶賛する声で溢れている。 ちなみにウジはグループ初となるドキュメンタリー作品「SEVENTEEN : HIT THE ROAD」内で、「僕は楽曲制作を行うことが好きなんです」と語っていた。“音楽プロデューサー”としても才能を発揮するメンバーがグループ内にいるのは、セブチの特徴と言えるだろう。 そしてセブチと言えば、メンバー全員仲が良いことでも知られている。それは、彼ら13人全員が同じ意志を持って“魔の7年”を乗り越えたことも関係しているのかもしれない。 韓国では事務所の多くがアイドル側と7年間の契約を結んでいるが、どんどん新しいグループが輩出されるなどその競争は激しく、再契約を結ばず脱退、自然解散などという形でこれまで通りの活動ができなくなるケースも多い。これがいわゆる“魔の7年”というものだ。 メンバー同士の絆について、ホシは以前ウェブバラエティ「つまらないものですが」で、「メンバーは家族でもあるけど、家族を超えて長い間共感して一緒に過ごすことができる友達」と熱く語っていた。普段の彼らは“楽屋で騒がしくしてクレームを入れられるほど賑やか”であることからも、13人の仲の良さがうかがえる。 ■SEVENTEENのメンバーらが出演するドラマ&バラエティ番組を放送 音楽活動の傍ら、バラエティ番組やドラマなどにも出演するSEVENTEENのメンバーたち。CS衛星劇場にて7月13日(土)深夜3時45分に放送を開始する中国ドラマ「独家童話(原題)」では、メンバーのジュンが単独主演を務めている。 ジュンが演じたのは、ヒロインのシアオ・トゥー(ジャン・ミャオイー)の幼馴染み、リン・チャオ。これまで“かわいい弟”として世話を焼かれていたリン・チャオだったが、いつしかクールなイケメンに成長し、2人が恋に落ちていく様子を描いた青春ラブコメディだ。 ちなみに、本作でジュンはOST(主題歌)「Exclusive Fairy Tale」にも参加し、韓国やアメリカなど9カ国でランキング1位に輝いている。 また、同局で7月21日(日)に放送される韓国のバラエティ番組「知ってるお兄さん」には、SEVENTEENのメンバー全員が出演。SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のヒチョルなどがレギュラー出演し、とある高校の教室を舞台に毎回アイドルたちが“転校生”として登場する。 SEVENTEENになるためのヒップホップ、ボーカル、パフォーマンス対決が繰り広げられる「#192」を昼12時に、ユニットごとの自己紹介や長所トーク、イントロ対決、中国語コントなど、SEVENTEENの隠された魅力を届ける「#252」を昼1時45分にそれぞれ放送。エネルギッシュなセブチの姿を見ることができる。 そして衛星劇場では、出演者が自分たちで企画した番組を進行し、視聴数を競う対決番組「マイリトルTV~スターが番組プロデュース!」のSEVENTEEN出演回も放送。7月28日(日)昼1時15分に放送される「#59」と、同日昼2時45分に放送される「#60」では、SEVENTEENが製作陣の依頼を受けて「マイリトルTV」のロゴソングを製作することに。視聴者のリアルタイムでの反応を参考にしながら、ロゴソングに素敵なラップをつけたり、中毒性の高い振り付けを加えたりするなど、メンバーたちの才能がいかんなく発揮される。