菊池風磨が語る“ニノさんファミリー”への深い思い 尊敬する二宮和也は「いつか役者として感じてみたい」【オリコン ライターズ】
■「僕はそもそも嵐兄さんのファン」 “怖さ”を感じる後輩は誰しもが認める天然系の天才
ファミリーの“家主”である二宮は、YouTube『よにのちゃんねる』のメンバーでもあり、菊池が「timeleszのメンバーよりも会っている時があります」というほど。それだけに他の人が知らない二宮の一面にも触れてきていると思ったが、「二宮くんはナチュラルでオーガニックな人。カメラが止まっている時でもずっとあのままで、オンもオフもスイッチがないです。視聴者の皆さんが見ている通りで、いつも変わらずにずっとふざけてます(笑)」と変わらない素顔を教えてくれた。 そんな菊池でも見たことがないのが、役者・二宮の一面だという。「映画やドラマは拝見させていただいていますが、お芝居での共演が一度もないです。そのような撮影現場では真剣な二宮くんが見られると思いますけどね」。ファンとしても二宮と菊池のドラマや映画での共演は楽しみになるが、菊池も「僕はそもそも嵐兄さんのファンなので、共演だなんておこがましいんですけど、すこし役者としての二宮くんを感じてみたいなとは思っています」といつか実現することを心待ちにしている。 そんな二宮は『ライターズ!』で今年2月にインタビューした際、菊池について「バックで踊ってくれたジュニアの子たち全員に名前入りの靴をプレゼントしたり、後輩のプロデュースを積極的にやっているという面を知って感動しました」と語っていた。そんな後輩思いの菊池に「もし後輩から誰かをニノさんファミリーに加入してもらうなら、誰がいいですか?」と聞くと、「いないです(笑)!」とまさかの即答が返ってきた。 「僕はけっこう後輩のことを知ってる方だと思うんですよ。活動も見ますし、様々なことで相談してくれる子もいますし、一生懸命な子やステキな子もたくさんいますけど、誰も入れたくない。僕のポジションを脅かす可能性が0.1パーセントでもあるのであれば、誰一人として入れたくないです(笑)。『ニノさん』ってファミリー感が強くて誰しもが肩ひじ張らずにできる番組なんですけど、もし後輩が入ってきてリラックスしてたら僕は叱咤激励するかも(笑)。二宮くんは寛容ですけど、そこに甘えてはいけないんですよね」 多数のレギュラー番組、ドラマにも出演し、たくさんのファンから応援される存在になっても、向上心と危機感を持ち続けるからこそ、さらに魅力が増していく。菊池風磨がいま世間から求められる理由に触れられた気がしたコメントだった。せっかくなので「特に怖いと思う後輩はいますか?」とさらに質問してみたところ、「それは…、Travis Japanの松田元太ですね」と教えてくれた。昨年10月、ドラマ『ゼイチョー』出演者として菊池、山田杏奈、そして松田の3人がゲストとして『ニノさん』に出演したが、「そこでアイツが信じられないくらいインパクトを残したんです」と振り返る。 「彼は誰しもが認める天然系の天才で、催眠術をかけてもらったんですけど僕がこの番組で見てきた5年くらいのなかで一番強くかかってしまって。自分とはジャンルが全然違うので、ポジションを脅かされる怖さというより、ただただシンプルに怖かったです(笑)」