早田、張本、平野の3人がストレート勝ち 男子に続き予選負けなしで首位通過<世界卓球2024>
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)> 【写真】しっかりと勝利した平野美宇 19日、世界卓球選手権釜山大会の4日目が行われ、女子予選リーグで日本代表とブラジル代表が対戦した。 日本代表が3-0でブラジル代表に勝利し、予選リーグ4戦4勝で1位通過を決めた。
出場選手3人全員がストレート勝ちを収める
1番は早田ひな(日本生命)と18歳のジュリア・タカハシ(ブラジル)の対戦となった。 表ラバーを駆使し、早いピッチで振り回してくるジュリア・タカハシに対し、早田が後陣から強力なドライブで跳ね返す圧巻の試合運びでストレート勝ち。日本が幸先の良いスタートを切った。 続く2番では、張本美和(木下グループ)と相手のエースのブルーナ・タカハシ(ブラジル)が対戦。ブルーナ・タカハシの積極的な攻撃に苦しみ先にゲームポイントを奪われるも、張本が逆転で1ゲーム目を先取する。 投げ上げサーブを駆使するブルーナ・タカハシに対し、ナックル系のフリックをうまく使い先手を取った張本が2ゲーム目も連取すると、続く第3ゲームは11-3で張本が取り、ブラジルのエースをストレートで撃破した。 3番に登場した平野美宇(木下グループ)はブルーナ・アレクサンドラ(ブラジル)と対戦。力強いフォアハンドと後陣での粘りを見せるアレクサンドラに対し、バックサイドを厳しくつくなどの巧みなコースどりと早いピッチで圧倒した平野が3ゲームを連取しストレートで勝利した。 マッチカウント3-0でブラジルに勝利した日本は予選リーグ全勝で1位通過を果たした。続く決勝トーナメント1回戦はシードとなり、2回戦のベスト8決定戦に勝利するとパリ五輪出場権獲得となる。
世界卓球2024 予選グループ5
<第4戦 日本 3-0 ブラジル> 〇早田ひな(日本生命) 3-0 ジュリア・タカハシ 11-5/11-4/11-4 〇張本美和(木下グループ)3-0 ブルーナ・タカハシ 12-10/11-8/11-3 〇平野美宇(木下グループ)3-0 ブルーナ・アレクサンドラ 11-8/11-3/11-5 早田ひな(日本生命) – ブルーナ・タカハシ 張本美和(木下グループ) – ジュリア・タカハシ