生き物に触れて楽しむ子どもたち（新光産業きらら浜自然観察公園で）

　山口市阿知須の新光産業きらら浜自然観察公園（原田量介園長）のビジターセンターに、干潟の生き物と触れ合える「タッチプール」が置かれ、多くの子どもたちが楽しんでいる。9月1日まで。 　2015年から毎年、夏休みに設置している。海水が入った1・5㍍四方のプールに、山口湾や園内で捕獲したカブトガニ、トビハゼ、ヤマトオサガニなど6種類の生き物がいる。手のひら大のカブトガニや、皮膚呼吸ができ岩によじ登るトビハゼを手で触れて観察できる。 　工作教室に合わせて訪れた横屋壮一君（川上小2年）と妹の花奈ちゃん（小松原幼稚園年中）は、カニをつかんで楽しんでいた。「初めて生きているカブトガニが見られてうれしかった」と笑顔だった。 　入館料は大人200円、18歳以下無料。時間は午前9時～午後5時。