「サステナブックプロジェクト」で素敵な出会いを 県の施設に本100冊以上寄贈
ABS秋田放送
子どもたちが素敵な本と出会い、読書に親しむきっかけにしようと、大手中古品販売・買い取り店が県児童会館に100冊以上の本を寄贈しました。 寄贈したのは、中古品販売・買い取り大手のブックオフです。 この会社では、子どもたちが素敵な本と出会い、読書に親しむきっかけにしようと、「サステナブックプロジェクト」を展開しています。本を必要としているけど集めきれない児童施設や学校などに寄贈するもので、今年は、秋田を含む16道県のおよそ50の施設に贈ることになりました。 秋田市山王の県児童会館に寄贈されたのは幅広いジャンルの絵本や児童書など100冊以上です。 昭和55年に開館した県児童会館。 図書館には、現在4000冊ほどの本がありますが古かったり、日に焼けていたりして使えなくなってしまう本も多いといいます。 県児童会館 桐谷信人副館長 「4000冊近くある中で、やはり使えないものとか出てきてますので、順次更新していければなと思っているところではありました」 「新しい作品のものまでいただいているのでちょっとびっくりしております。こんな新しい良い作品をいただけると思いませんでした。感謝の限りです」 ブックオフコーポレーション仙台支社 福庭万祐子さん 「いま新刊のほうも定価高くてなかなか買えないご家庭もあるかと思いますし、買って読むにはなかなか手が出ないんだけれども、あの借りて読むとか、ちょっと手の届くところにある本が色んな種類があることで興味の幅を広げていただいて、今後の人生を豊かにするような、そんな瞬間が作れたらいいなって思っています」 子どもたちと素敵な本との出会いを手助けする「サステナブックプロジェクト」。 秋田県内では、児童会館のほか、秋田市のこども食堂や児童養護施設にも贈られます。