J1神戸DF菊池流帆、大けがから復帰の意気込み「全力でつかみにいく」
J1神戸は5日、新潟戦(6日、ノエビアスタジアム神戸)に向けたオンライン会見を開き、累積警告で出場停止のDFマテウス・トゥーレルに代わってセンターバックで出場する可能性があるDF菊池流帆が「とにかく勝つだけ」と意気込みを口にした。 菊池は昨年3月に左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがをし、昨季はリーグ戦わずか2試合の出場に終わった。チームが初優勝に沸く中、悔しい思いも味わった。 復活を懸ける今季、「はい上がるとのゴロ合わせ」(菊池)で背番号を17から81に変更。「受け入れなきゃいけない自分と、受け入れられない自分がいて、前より強くなるという思いでやってきた」とリハビリの日々を振り返った菊池は「高校のときからずっと雑草魂でやってきた。試合に出られるチャンスがあるなら、全力でつかみにいく」と強調した。 今季は2試合に途中出場している菊池だが、先発出場すれば、けがをした昨年3月以来初めてとなる。