AKB48、新劇場がついにお披露目「ここからだ」再出発誓う 高橋みなみも変貌ぶりに衝撃「想像を超えてきた」
ドン・キホーテ秋葉原店の8階にオープンしてから約19年が経過し、老朽化に伴って劇場の全面リニューアル工事を行うこととなったAKB48劇場。9月2日~12月7日まで約3ヶ月かけてリニューアル工事が行われ、ついにきょう8日に行われた新劇場オープニングセレモニーで初お披露目を迎えた。セレモニーにはAKB48の小栗有以、倉野尾成美、佐藤綺星、八木愛月のほか、初代総監督の高橋みなみが登壇した。 【写真】激変!生まれ変わったAKB48劇場で行われた新公演の模様 新劇場は、全体的に高級感のあるラグジュアリーな雰囲気。レッドカーペットが敷かれ、LED照明で照らされたシアターゲートを通ると、床には大きな「48」の文字が描かれ、幅6メートル・高さ2.25メートルの巨大モニターが待ち構えるロビーへ。劇場内に入る扉も趣向が凝らされたデザインとなった一方、頭上には旧劇場と同じメッセージのデザインもある。 劇場の収容人数は旧劇場と同じく250人だが、座席数は144席から160席に増加。座面や背もたれがクッション性の高い素材になり、高級感あふれる真っ赤なカラーで統一されている。大きな2つの「柱」は健在だが、3面にLEDパネルが取り付けられ、ステージを移すほか、特別な映像演出も可能な仕様に。そしてステージには幅14メートル・高さ2メートルのLEDパネルが後方全面に登場。中央は開閉する仕組みになっており、メンバーが登場することもできる。 セレモニーでは、現総監督を務める倉野尾が「やっと私たちの劇場が戻ってきました。すごくうれしい気持ちでいっぱいですし、新しくなった劇場とともに、私たちもここ成長していきたいです!」と宣言。 きょう8日には約9年ぶりとなる秋元康氏総合プロデューサー書き下ろし新公演『ここからだ』の初日公演を迎えるが、小栗は「すごくワクワクしています!新生AKBをつくる自信と愛と覚悟をもって初日を迎えたいと思っています!」と決意を語った。 夢は“東京ドーム”だという倉野尾。「軽々しく口にしちゃいけないなと思っていたんですが、新公演の準備をする期間に、本当に目指したいなっていう気持ちが芽生えました。目指すべきものだなと思いますし、自分の口から言うことで始まるんじゃないかなと。いままでの先輩を追っていくのではなく、『ここからだ』という気持ちで頑張りたいと思います」と誓った。 19年前のきょう、12月8日にこの劇場でAKB48の活動をスタートさせた1期生であり、初代総監督を務めた高橋は「こんな素晴らしい門出の日にこの場所に立たせていただけること、とても光栄です。この劇場は今までのすべてのメンバーにとっての始まりの場所、ホームです。すこし寂しさもあったんですが、完成したこの劇場を見て『これでよかったんだな』と思いました。まさに“ここから”AKB48の歴史が新たに始まるんだなと思っています」とエールを送った。 新劇場を見た感想を聞かれると「想像を超えてきました」と衝撃を受けたといい「もう面影がゼロというか、『こんなに変わるの?』っていう(笑)。あとお金かかってるなってすごい感じました(笑)。一瞬ここ通り過ぎるんじゃないかというくらい変わっていて。令和に合わせてブラッシュアップされたんだなと思います」と驚きを明かした。