自民党派閥による政治とカネの問題を巡り、富山1区選出の田畑裕明衆議院議員が、18日衆議院の政治倫理審査会に出席します。 不適切な党員登録など問題が続き不信感が高まる中、どのように説明責任を果たすのか注目されます。 衆議院の政治倫理審査会は17日から3日間の日程で始まり、政治資金収支報告書に不記載があり弁明を行っていなかった自民党議員15人の審査が行われます。 富山1区選出で旧安倍派の田畑議員は、18日午後1時から公開で審査会に臨み、10分間の弁明の後、5人の議員から質疑を受けます。 田畑議員は2018年と2020年、2021年の3年間で、政治資金パーティーのキックバック68万円が不記載だったことを明らかにしています。 さらに今年9月には、去年開催した政治資金パーティーの収入合わせて156万円の不記載が判明し、審査会でどのような弁明を行うか、注目されます。 また、同じく旧安倍派で100万円の収支報告書への不記載があった野上浩太郎参議院議員も、18日以降、政治倫理審査会に出席する見通しです。