「実はファミレス界最安クラス」のデニーズの朝食モーニング。「682円モーニング」の充実度と大激変に正直ビビった朝
今回、日曜日の朝9時半に訪れたところ、店内は満席で入り口のウェイティングボードに名前を書いて順番待ちをする必要があるほど混み合っていました。 店内の通路のはしばしにキャリーケースが置かれており、利用客の半分ほどがインバウンドの旅行客のようです。右側の席では4人家族が英語で会話をしており、左側の席では2人の男性がフランス語で話しています。 「デニーズ」は、日本ではセブン&アイ・フードシステムズが運営していますが、もともとはアメリカの大手ファミリーレストランチェーンのため、「電車に乗る前にちょっと休憩」とか「お出かけするまえに腹ごしらえ」といったシチュエーションで、見知ったお店は入りやすいのかもしれません。
左側の席の男性2人が退店後、3人組の日本人女性が着席しました。地元民ではなく、推し活に来た友人グループのようです。近隣で開催される舞台を鑑賞に来たようで、推しの俳優の魅力や、自分たちの生き様について熱弁し、朝から大いに盛り上がっていました。 駅前という立地もあり、まわりには牛丼チェーンやカフェチェーンもズラリと並び、「デニーズ」よりも安く朝食メニューを提供している店がほとんどです。 「順番待ちしてまでデニーズで朝ごはんを食べたいのは、おいしさはもちろんのこと、店内の居心地の良さもあるんだろうなぁ」と、リラックスして会話を楽しむ彼女たちを通して「デニーズ」の魅力を改めて考えさせられた朝です。
【その他の画像も】「卵の焼き方まで細かく指定できる」「主食も7種類から選べるように」…。デニーズの朝食モーニングはこんな感じ 編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
大木奈 ハル子 :ブロガー・ライター