「カール」はまだ買える?「ぬ~ぼ~」は?なつかし駄菓子&スナック菓子を大調査!
もう食べられないの!? 今はなき、想い出のお菓子も
続いて「もう手に入らないもの」や、「一部生産終了したもの」をご紹介。手に入る?入らない?と気になるあのお菓子についても、それぞれ調査しました。 ●夢ならばどれほどよかったでしょう…「生産終了してしまったもの」 「ひもQ。一時期ハマっていたので、生産終了と聞いて悲しくなりました」(35歳女性/主婦) 『明治』から販売されていた細長~いグミ、「ひもQ」シリーズ。1993年に誕生し、2019年に惜しまれながら生産終了しました。終売理由は、製造設備の老朽化なんだそう。 「さくらんぼの詩。遠足のおやつに必ず入っていた飴。甘酸っぱくて、パッケージも可愛くて好きだった」(48歳女性/営業・販売) 『UHA味覚糖』が販売していた「さくらんぼの詩(うた)」は、さくらんぼ味のキャンディー。1978年から2021年まで、40年以上の長きにわたって愛されていました。 「らあめんババア。近所の駄菓子屋で安くて美味しいのでよく買ってた」(40歳男性/営業・販売) 『よっちゃん食品工業』の「らあめんババア」は、ラーメンを細かく砕いたようなスナック菓子。販売されていたのは1994年から2020年までで、原材料費の高騰などが終売理由のようです。 どのお菓子も、生産が終了した今でも人々の記憶のなかで生き続けている様子。もう食べられないと思うと、余計になつかしくなってしまいますね。 ●「カール」は買える?買えない? 「カール。カールのうす味です! 小さい頃から大好きで、おやつというとカールでした。カールのうす味は、他には絶対にない、唯一無二のお菓子だと思います」(53歳女性/主婦) 1968年に誕生した、サクサクした食感のお菓子「カール」。『明治』の商品で、CMに登場する「カールおじさん」が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。 「カール。チーズ味、カレー味どちらも大好物でした、復活して欲しい」(52歳男性/その他) のような回答もちらほら見られ、「生産終了した」というイメージがある人も多いよう。ですが、「チーズあじ」「うすあじ」は西日本限定で今も販売を継続中! ただし、「カレーあじ」は2017年をもって生産終了してしまいました。 ●「梅ジャムせんべい」は買える?買えない? 「梅ジャムせんべい。初めて食べたとき、病みつきになる味わいに衝撃を受けたのを覚えています」(58歳女性/その他) 梅ジャムの中でも定番だった「元祖梅ジャム」は、戦後すぐの1947年から2017年までの70年間にわたって、東京都荒川区『梅の花本舗』で創業者の高林博文さんが自ら作り続けていましたが、高齢を理由に生産を断念。惜しむ声も多く、大きな話題になりました。 現在、購入可能な梅ジャム系のお菓子としては、『佐藤製菓』や『やおきん』の「梅ジャムせんべい」、『タカミ製菓』の「梅ジャム」などがあり、味はそれぞれ異なるよう。食べ比べて、好みのものを探してみるのも楽しそうです。 ●「ぬ~ぼ~」は買える?買えない? 「ぬ~ぼ~。軽いサクサク食感が美味しい。なくなった時はショックだったけど、今はぷくぷくたいなど似たようなのを食べて満足してる。でもやっぱり復刻して欲しいと思ってしまう」(41歳女性/主婦) 『森永製菓』の「ぬ~ぼ~」は、ふんわり軽い食感のチョコを、もなかの皮で包んだお菓子。1988年から販売され、1996年で生産終了になってしまいました。 ですが、ファンの間では『名糖産業』の「ぷくぷくたい」で「ぬ~ぼ~」に近い味が楽しめると評判なんだそう! まったく同じとはいきませんが、ぜひ試してみてくださいね。 ご紹介した他にも、残念ながらもう食べることの出来ないお菓子が多数ありました。とはいえ「まだ売っていたんだ!」というものも多いので、気になるお菓子がある人は、諦めず調べてみてください。 そして! 今後、もう食べられなくなるのを避けるには、なんと言っても「買って応援」するのが一番!! 駄菓子屋さんやスーパーはもちろん、ネットで買えるものも多いので、積極的に&継続的にいろんな駄菓子・スナック菓子を食べ続けて、未来の子どもたちにも「あの味」を残していきたいですね。 撮影/黒石あみ(小学館)
kufura編集部