【速報】大阪・門真市の中3いじめ自殺 「なんでしなないの?」LINEで誹謗中傷の同級生らと市を提訴 「一丸となって死亡するまで精神的に攻撃した」
大阪・門真市の中学でいじめを受け、おととし2月に自殺した生徒の遺族が、同級生や市を相手に損害賠償を求める訴えを起こしました。 門真市内にある中学校に通っていた男子生徒は、3年だった2022年の2月に自宅で命を絶ちました。 訴状によりますと、男子生徒は1年の頃から、同級生らとのラインのグループで、「なんでしなないの?」「ワクチンの二回目でsiね」などと誹謗中傷されていました。 他にもクラスのライングループから退会させられたり、無視されたりすることが3年まで続いた生徒は亡くなる直前には適応障害の症状がみられるようになったといいます。 さらに生徒が亡くなったあとも、同級生の1人はインスタグラムに「(生徒の名前)どっかいっちゃったねえ」と書き込んでいたということです。 生徒の両親は、同級生11人に対し「一丸となって死亡するまで精神的に攻撃した。そして学校では、担任教師にいじめを受けていると伝えたものの、組織的な対応をしなかった」と主張しています。 母親は会見で「警察にも侮辱罪で告発したが罪を問わせることができなかった」「私たち遺族、私と同じように息子を愛してくれる私の友人、今も息子を忘れず会いに来てくれる友達は加害者を絶対に許しません。罪を認め、一生その罪を背負い、多くの大切な人、大切な時間を失うであろうことを覚悟して人生を歩んでください」と語りました。 門真市は「訴状が届いていないためコメントは差し控えます」としています。