「キッチュ」な「キッチン」で略して「キッチェン」!ユニークな新トレンドを知ってる?
ミニマリズムが影をひそめつつある?この傾向を確かめたかったら、ぜひSNSにあふれる「キッチェン(kitschen)」という言葉をチェックしてみてください。本記事では、このキッチェンについて詳しく解説。 これを読めば、ちょっと変わった新トレンドをインテリアに取り入れたくなること必須です。 【写真集】キッチンの新トレンド「キッチェン」とは?
キッチェンの定義
"キッチュ"と"キッチン"を掛け合わせた「キッチェン」は、エキセントリックなスタイルをベースにした、ユニークなキッチンのこと。 ヴィンテージを並べたり、大胆な色使いを試してみたりしましょう。この遊び心あふれるトレンドには、マキシマリズムの影響も見え、私たちの「個性と性格を反映したインテリアをつくりたい」という願望を刺激します。
とはいえ、具体的なスタイリングのやり方がわからない、あるいは色を多用するのに不安を感じる…。そんな読者のために、リノベーションなどを手掛けるビームズでデザイン部門を率いるサイモン・リブチェスターがアドバイスをくれました。 「キッチンにおいて、カラフルで楽しげ、それからキッチュな要素を組み合わせる際に、何より気をつけなければいけないのは、バランスです」 「"やり過ぎ"になることなく、キッチンに鮮やかな色やキッチュな空気感を取り込むためには、家具や家電、デコレーションに、白、オフホワイト、パステルカラーといったニュートラルな色を使い、バランスをとることが重要。 こうした色は光を反射し、空間に温もりと広々とした印象をもたらします」
色を主役に
色を使うなら、おじ気づいてはいけません。とにかくクリエイティブに考え、自分自身を思いっきり表現すること。パステルカラーはミックス&マッチに向いていて、多様な役割を果たしてくれます。 特にピンクやグリーンは人気。ただし、統一感を保つため、メインに使うのは、2色か3色に抑えましょう。 もっと大胆で明るい色もいいですね。インテリアデザインのエキスパートで、プランク・ハードウェアの共同設立者でもあるトム・レヴィッリは1970年代に流行した鮮やかな色が再び脚光を浴びると予想しています。 キッチンの壁に、パンチのきいたオレンジやアボカド・グリーン、それからマスタード・イエローを考えてみてはいかがでしょうか。