一体どこへ行った!? Jリーグを退団した外国人選手たちの去就(8)復帰→1年で別れ…。Jリーグ最強の鉄壁DF
今月末に迫った2024明治安田Jリーグの開幕に備え、各クラブはオフの期間中に人員整理を進めてきた。助っ人外国人選手も例外ではなく、昨季終了をもって多くの選手が所属クラブを退団している。その中には既に新天地で活躍している選手もいれば、未だ無所属の選手もいる。そこで今回は、2023シーズンをもってJリーグを去った助っ人外国人選手10人の去就を紹介する。※スタッツは『Transfermarkt』を参照。情報は2月6日時点。
DF:マテイ・ヨニッチ(クロアチア) 生年月日:1991年1月29日(33歳) 前所属クラブ:セレッソ大阪 2023リーグ戦成績:22試合0ゴール0アシスト 現所属クラブ:仁川ユナイテッド(韓国) セレッソ大阪の助っ人外国人としてお馴染みのマテイ・ヨニッチは、再び仁川ユナイテッド(韓国)へ戻ることを決断した。 現在33歳のクロアチア人ディフェンダーは、これまで数多くのクラブを渡り歩き、行く先々で高い評価を得てきた。C大阪もそのクラブの1つだ。2016年の冬に加入すると、出足の鋭いタックルと闘争心あふれるブロックで相手のチャンスを幾度となく潰し、ゴールを死守。2017シーズンはクラブにYBCルヴァンカップと天皇杯優勝をもたらし、2019シーズンにはクラブ史上最小失点記録樹立に大きく貢献している。個人では、2019シーズン、2020シーズンの2年連続で優秀選手賞に選ばれた。 そして2021年1月に上海申花へ完全移籍をすることになったが、昨季約2年ぶりにC大阪へ復帰している。しかしながら、負傷離脱の影響もあって、先発出場は前回所属時と比べて大きく減少した18試合に。その影響もあってか、契約満了をもって、この冬にC大阪を離れた。 移籍先として選んだのが、2016年に日本に来る前に所属していた仁川ユナイテッド。昨夏までヴィッセル神戸に所属していたFWステファン・ムゴシャと同僚になっている。まだシーズンは開幕していないが、ヨニッチは韓国の地で再び壁となるだろうか。
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