「すごい迫力!!テレビと全然違う!」大相撲「福井場所」に観客大興奮
福井テレビ
大相撲の春巡業「福井場所」が開かれ、横綱・照ノ富士や大関・豊昇龍ら人気力士が土俵入りし、迫力ある取り組みに会場は大いに盛り上がりました。 会場の県営体育館には、朝から開場を待つ人たちで長い列ができていました。 小林記者リポート 「入口付近には、力士たちと握手ができる場所が設けられていて、皆さん大興奮の様子です」 2023年に続いて開かれた大相撲春巡業「福井場所」。巡業は本場所とは異なり、力士たちとの距離が近く、会話をしたり、写真撮影やサインをもらったりできるのが最大の魅力です。 午前中は稽古の様子が公開され、観客らは力士たちの熱気を身近に感じていました。また、午後からは幕下以下の取り組みが始まり、郷土力士・北乃庄も登場。上手投げで北乃庄が勝ち、会場からは大きな拍手が送られました。 北乃庄: 「ところどころ危ないと思ったところがあったが、とりあえずよかった。本場所で勝つことで皆さん喜ぶと思うので、本場所で勝てるように頑張る」 この後、土俵では「初切(しょっきり)」が行われました。相撲の禁じ手などを若手力士面白おかしく実演するもので、会場は笑いに包まれていました。 続いて行われたのは幕内力士たちの土俵入りです。横綱・照ノ富士の登場には大きな歓声が起こりました。 そして幕内の取り組み。今年の大相撲福井場所の最後を締めくくったのは、大関・琴ノ若と豊昇龍の取り組みで、寄り切りで豊昇龍が勝ち、大歓声を浴びていました。 観客インタビュー: 「初めてお相撲さんの肌に触れた。嫌がらないで触らせてくれてうれしかった」 「二子山部屋のフアンです。初めてだったのですごく迫力あるし、おもしろい」 「全然違う。テレビで見るのと生で見るのと…」 この他、今年は幕内力士に抱かれた赤ちゃんの土俵入りの催しもなど行われ、集まった約2700人の観客を沸かせていました。
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