ウッズの15歳長男が人生初のホールインワン! 手術から復帰戦の父も感動「一生忘れられない」
米男子ゴルフのエキシビション大会PNC選手権は22日、フロリダ州オーランドのリッツカールトンGCで最終日が行われ、タイガー・ウッズ(48=米国)の長男チャーリー君(15)が人生初のホールインワンを記録した。 【写真】ホールインワンを達成したチャーリー君のショット(AP) メジャー大会およびプレーヤーズ選手権の優勝者と家族がペアを組んで参加する大会で、チャーリー君は5年連続で父とのコンビで出場。175ヤードの4番パー3で、7番アイアンでのショットはグリーンで弾み、カップに吸い込まれた。 グリーン脇のギャラリーが大騒ぎとなり、指を立ててホールインワンをアピールすると、ようやく気がついたチャーリー君はモニターで確認。ウッズに抱きしめられたチャーリー君は「初めてだ」と笑顔を見せた。エースを達成した選手は全員に飲み物をおごらないといけないと聞かされ、「お金がないんだ」と首をすくめた。 9月に腰の手術を受けて以来、初のラウンドとなったウッズは「チャーリーが最初のホールインワンを達成した瞬間を一緒に過ごせて、(娘の)サムがキャディーを務め、家族と友人が集まったのは一生忘れられない感動だ。これがこのイベントの目的で、家族の絆だ」と喜びを口にした。プレーオフでベルンハルト・ランガー(67=ドイツ)のペアに敗れて優勝こそ逃したが、「僕たちは全力を尽くした。ランガーたちに脱帽だ。彼らが素晴らしいプレーをした」と話した。