2019年の京成杯勝ち馬ラストドラフトが競走馬登録抹消…母は桜花賞馬マルセリーナ 今後は乗馬に
JRAは1日、2019年のGⅢ京成杯を制したラストドラフト(牡8・戸田)が競走馬登録を抹消したと発表した。通算成績は26戦3勝。獲得賞金は1億5334万5000円(付加賞含む)。今後は千葉県香取市の北総乗馬クラブで乗馬となる予定。 ラストドラフトは父ノヴェリスト、母は2011年の桜花賞馬マルセリーナという血統。2歳秋の東京でヒシイグアスを破って新馬勝ちすると、続く京成杯も連勝してクラシック候補に名を連ねた。その後はタイトルこそ増やせなかったものの、GⅡ、GⅢ、リステッドで5度馬券に絡む堅実な活躍ぶり。今年5月には約11か月の休養と障害練習を経て障害戦に挑み、見事デビュー勝ちを収めていた。夏休みを挟んで2日の秋陽ジャンプSを目標に調整されていたものの、左前肢に繋靱帯炎を発症したことが判明。息の長い現役生活にピリオドを打つことになった。
東スポ競馬編集部