コナー・ベン、クリス・ユーバンク・ジュニア戦の実現を目指す | ボクシング
日本時間2月4日、ウェルター級のコナー・ベンはピーター・ドブソンに判定勝利を果たした。試合後、親子の代からの因縁のあるクリス・ユーバンクJrに痛烈な言葉を残した。
コナー・ベンはクリス・ユーバンク・ジュニアとの対戦を熱望し続けている。ピーター・ドブソンを下したラスベガスのリング上でその意思を鮮明に示した。 試合後のインタビューで、ベンとプロモーターのエディー・ハーン氏はユーバンク戦の再調整について問われた。 ハーンはベンについて「彼には世界タイトル獲得を目指してもらいたい。頭を悩ませている問題を払拭させなければならない。その問題を解決しよう。英国で最大級のファイトを仕掛けたい。彼には英国ボクシングで輝かしい未来が待っている」と述べた。 悩みの種とは、2022年10月に対戦が予定されていたユーバンク戦のことだ。戦前にベンが行った任意のドーピング検査で陽性反応が出たため、試合は急遽キャンセルとなった。その後WBCのランキングには復帰したものの、英国ボクシング管理委員会(BBBofC)の認定は受けることができておらず、依然として英国で試合ができない状態が続いている。 ベンはユーバンク・ジュニアに対して「彼はただの臆病者だ」と挑発の言葉を発した。 ハーンはさらに、ベンとの契約にサインすればユーバンク・ジュニアが「自己最高ギャラの3倍」を得られると述べ、契約書へのサインを促した。 日本時間2月4日に行われた試合では、ベンはドブソンに判定勝ちを収め、11ヶ月ぶりのリング復帰を飾った。戦績を23勝0敗と伸ばしている。
A.K Jones