リバプールが逆転勝利 サウサンプトン菅原は痛恨のPK献上
【AFP=時事】24-25イングランド・プレミアリーグは24日、第12節の試合が行われ、リバプールはモハメド・サラーが後半に2ゴールを挙げて敵地でサウサンプトンに3-2で勝利した。首位に立つリバプールは、2位以下に勝ち点8差をつけた。 【写真】PKを献上するサウサンプトンの菅原由勢(その他全9枚) アルネ・スロット監督率いるリバプールは30分にドミニク・ショボスライのゴールで先制したものの、ハーフタイム直前にPKのこぼれ球をアダム・アームストロングに押し込まれ、同点に追いつかれて前半を終えた。 リーグ戦最下位に沈むサウサンプトンは56分にマテウス・フェルナンデスのゴールで逆転に成功したが、サラーがリバプールの窮地を救った。 65分、サラーはオフサイドトラップをかいくぐると、ライアン・フラーフェンベルフのパスに誤った判断で飛び出た相手GKアレックス・マッカーシーのすきを突き、ボールを流し込んで同点ゴールを奪った。 さらに83分、サラーのクロスが菅原由勢の腕に当たりPKを獲得。これを決めきったサラーはユニホームを脱いで歓喜のセレブレーションを披露した。 サラーの後半の活躍により、リバプールは前日トッテナム・ホットスパーに0-4の惨敗を喫した昨季王者で2位につけるマンチェスター・シティを引き離した。チームは今季リーグ戦12試合を終えて10勝を挙げているが、この記録を達成しながらも優勝を逃したチームは過去2例しかない。 リバプールは27日にホームで欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦、さらに来週末のリーグ戦はシティとの一戦を控えている。【翻訳編集】 AFPBB News