定年退職した66歳です。庭の手入れで収入を得られると聞いたのですが「給料」はいいのでしょうか?
定年退職後にも働く場合、同じ会社に勤めるか新しい仕事を見つけるかは人それぞれでしょう。なるべく負担にならないような仕事をしたいと思う方もいるかもしれません。 退職後の新たな収入源としてシルバー人材センターが注目されています。シルバー人材センターは、60歳以上で定年退職した方に向けて用意されている制度です。登録には条件がありますが、働く意欲がある方は歓迎されているようです。 仕事内容はさまざまで、庭の手入れの仕事に就ける可能性もあるようです。この記事では、シルバー人材センターを通じた仕事や収入の目安、働き方を解説します。新たな一歩を踏み出す参考に、ぜひお読みください。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
シルバー人材センターでは庭の手入れの仕事ができる場合もある
シルバー人材センターの仕事内容は各市区町村で異なっており、なかには庭の手入れの仕事ができる場合もあります。ただし、シルバー人材センターに仕事を依頼するのは個人や団体の方で、依頼のなかに必ず希望する仕事があるわけではないでしょう。 そのため、庭の手入れができない場合もある旨を念頭に置いておきましょう。 シルバー人材センターでは、臨時的かつ短期的な業務に関しては「おおむね月10日程度以内」、軽易な業務に関しては「おおむね週20時間を超えないことを目安」と定めており、日数や時間の上限があることが分かりました。 ただし、地域によっては特例もあるようで、一部の業種や職種では週に40時間までの就業も可能となっています。依頼の料金はセンター事務局に支払われ、報酬として登録者に分配されることが一般的です。 例として、シルバー人材センターの仕事内容は以下のような仕事が提供されています。 ・屋内外の一般作業(清掃、除草・草刈りなど) ・事務分野(毛筆筆耕、あて名書きなど) ・管理部門(公民館管理、駐車場管理など) ・折衝・外交分野(チラシ配り・広報等の配布など) ・技能を必要とする分野(ふすま貼り、大工仕事など) 仕事内容はセンターごとに異なり、上記の仕事がない場合もあります。詳しくは住んでいる地域のシルバー人材センターに問い合わせてみてください。