山本由伸の争奪戦、大谷翔平の”面談同席”にライバル球団の専門メディアが戦々恐々 W獲りは「現実になるかもしれない」
現地12月12日、オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指している山本由伸は、ドジャースとの面談を本拠地ドジャー・スタジアムで実施。一夜明けた現地13日には、その場に大谷翔平が同席していたと、米メディア『The Athletc』のファビアン・アルダヤ記者、ケン・ローゼンタール記者が報じている。 【画像】ドジャースのユニホーム姿をお披露目!大谷翔平が”決意表明”した入団会見の様子 この報道を受け、X(旧ツイッター)上でネガティブな反応を見せたのは、米放送局『NBC Sports』のサンフランシスコ・ジャンアンツ専門アカウントだ。「ショウヘイ・オオタニは、ジャイアンツがターゲットにしているヨシノブ・ヤマモトのドジャース獲得に協力しているようだ」と文面に綴り、歯ぎしりしている顔文字を添えた。 先日まで繰り広げられていた大谷の争奪戦でも、移籍先候補の一つに挙がっていたジャイアンツ。しかし最終的に、同地区のライバル球団にこの偉才を持っていかれてしまい、さらに追い討ちをかけるような今回の“同席報道”は、直近5年で1度しかプレーオフに進出できていない彼らにとって、脅威なのは間違いないだろう。 また、同局は、山本の獲得交渉に参加した大谷について、「まだドジャースのマウンドには立っていないし、今年9月に肘の手術を受けた影響でしばらく登板しない」と紹介すると、「投げる、売り込む」両方の意味を持つ「ピッチング」とかけて、「彼はすでにピッチングでチームを助けている。リクルートメント・ピッチングだ」と綴った。 「アルダヤ記者、ローゼンタール記者の報道によれば、ドジャー・スタジアムでヤマモトは、彼の名前とユニフォーム姿をビデオディスプレイに映し出されて迎えられたという。オオタニの影響力次第では、そのイメージはすぐ現実のものになるかもしれない」 面談には、その他にムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンらも同席していたというドジャースだが、はたして大谷&山本の“W獲り”に成功するだろうか。今後の動向を興味深く見守りたい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]