地元信用金庫がマッチング 生産者と流通業者を結び県産品の販路拡大へ「商談会」開催(島根・松江市)
山陰中央テレビ
県産品の販路拡大につなげようと、松江市で商談会が開かれました。 主催したのは島根県内3つのの信用金庫。日ごろ培ったネットワークを生かし、生産者と流通業者をつなぎます。 松江市のくにびきメッセで開かれた商談会。 島根県と県内3つの信用金庫が合同で主催しました。 県産品の販路拡大を目指して、生産者と流通業者の「マッチング」を図ります。 櫃田優果記者: 「しまね推しがテーマの今回の商談会。県内企業およそ100社が出展しています」 これまでの商談会は、食品業者だけが出展していましたが、今回は伝統工芸品の製作者や関連業者も参加。県内外の百貨店や専門店などのバイヤーに商品を売り込みました。 小林工房・小林泰三さん: 「販路開拓っていうのは、自分が思っても簡単にはできないので、こういった場を通じていろんな人に知ってもらいたい」 東京の百貨店のバイヤー: 「新しいものを紹介して品ぞろえの鮮度を上げたいと思っているので、初めて会う方が多いのですごくいい機会だなと思います」 信用金庫が主催するこの商談会。商品の売り先確保が課題の中小事業者と「売れる」商品の発掘に悩む流通業者のそれぞれをつなぐ貴重な機会になっています。 島根県内3信用金庫ビジネスフェア島根県県産品展示商談会2024事務局・壷倉浩平さん: 「島根県のファクトリーで生まれた商品をアピールができる。今後もこうしたことを続けていきたい。販路の拡大に貢献できれば」 11月16日には、参加業者の商品の即売会が開かれ、消費者にも県産品の魅力をPRすることにしています。
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